マラソンやランニングトレーニングの流し(ながし)についてご紹介します。
軽い練習の日の練習の締めにやりましょう
流しとは50m~100mの距離を全力ダッシュではない速さ(全力じゃないけど気持ちよく速く走るような感じ)で走る事です。全力ダッシュの約8割から9割の速さでリラックスしながら走るという感じでしょうか。説明が難しいですが。これを、ジョギングなどの軽い練習の後に5本ぐらい行います。
「流し」(ながし)の目的は?
先にもお伝えしたように流しは軽い練習を行った時の締めに行うと良いでしょう。追い込んだ練習を行った次の日などは疲労回復に向けた練習としてジョギングだけ行って終わるのも良いのですが、この疲労回復目的の練習の中にも緩急をつけた要素を組み込む事でよりトレーニング効果が上がります。ゆっくりジョギングで疲れた筋肉をほぐし、ジョギングよりも大きなフォームで速い流しを行う事でゆっくりジョギングでは使わなかった筋肉をまた刺激できます。全力ではなくリラックスした速さで走ります。言葉の通り流す感じです。50m~100mの距離を5本ぐらい流して走りますが、インターバルトレーニングではありませんので、間はゆっくり休息しながら5本でOKです。
流し=ウインドスプリント ?
昭和生まれの私の時代、昔はこれを「流し」と言ってましたが、長距離陸上部の者でないと分からなかったと思います。これが最近のランニングブームで流し=ウインドスプリントと言葉もカッコよく言われるようになりました。私にとっては「流し」の言い方がしっくりきます。
今日は軽くジョギングだけにしておくか、っていう日でもこの流しを締めに行う事で練習の効果、充実感が得られると思いますよ。