WORKMAMの厚底シューズを買って試してみました。
これまでシューズは10年間で30足近く履いてます。さてその実力は?
厚底シューズと言えばそのパイオニアであるナイキが当然比較対象になります。しかし、私自身なりの感想を率直にお伝えします。私は実業団の選手でもプロのランナーでも、一般市民ランナーのトップ選手でもありません。若かった時に一応、陸上部長距離選手だっただけ。そして40代から再び走り出した一般市民ランナーです。しかしシューズにはかなりの拘りを持ってます。シューズはランナーにとって最も重要な道具です。自分に合うシューズを見つける事は記録向上、ケガの防止に繋がります。
WORKMANの厚底シューズの感想
以下の観点で感想をお伝えします。あくまでも個人の意見です。
・クッション性(着地時の衝撃吸収力)
・反発性(着地した後の蹴りだしの反発または推進力)
・グリップ(地面との接地、吸い付き感)
・フィット感(履いていて足の甲が痛くならない、シューズ内で足が遊ばないなど)
・デザイン(見た目から入るのには重要?モチベアップ?)
①クッション性
クッション性は十分。個人の感想として少し柔らか過ぎる感があります。着地から反発のエネルギーを消さないためにもうほんの少し硬いほうが良い印象です。
②反発性
ナイキのシューズと同様にプレートが内蔵されています。素材は分かりません。試した感想としてプレート内蔵による反発、推進力はそんなに感じとれませんでした。もしかした先に述べたクッション性がありすぎて反発性、推進力が少し損なわれているのかもしえれません。もうほんの少しクッション性を固くする事でもっと良くなるのではと感じました。
③グリップ
グリップに関してはそんなに他社メーカーとの違いは感じませんでした。しかし、私の中ではグリップに関してはニューバランスのシューズが今のところ最も優れているという印象です。あくまでも個人の感想です。
④フィット感
私の足のサイズは25.5センチですが、ランニングシューズは26センチを常に履いてます。その理由は私の足は少し幅広なんです。しかしランニングシューズの幅広シューズは何故か少ないです。
そこで25.5センチの幅広シューズでなくても26センチのレギュラーサイズで走れると分かった事から常に26センチのシューズを履くようになりました。WORKMANのシューズも試し履きせずに26センチを購入。履いて初めて思ったのですが、WORKMANのシューズはかなり幅広設定。足に対する圧迫感や履いて走っての痛みなどは全くありません。しかし、少しゆとりがある分、着地や蹴り出しの際に少し遊びがある感じを受けました。これは私が自分のランニングシューズは26センチと決めつけて、試し履きをせずに買ったからなのかとも思います。25.5センチのサイズであればまた違ったのかも。いずれにせよ幅広に作られています。
⑤デザイン
デザインに関しては個人の好みなので写真の通りです。
あと気になった重量感
現在練習で一番使用しているのが真ん中のナイキ、ヴェイパーフライとニューバランスのHANZO-Tです。ヴェイパーフライはかれこれ買ってから4年ぐらいになるかも。フルマラソン2回、ハーフマラソン1回を履いたのちにトレーニング用に使用。だいぶ底が擦り減ってますが今なお現役で練習に使用しています。WORKMANの厚底シューズですが、少し重量感が気になりました。そこで上記シューズの重量、片足分だけ測ってみました。
写真上から①②③で記載します。
①239g
②221g
③200g
WORKMANのシューズ、少し重い感じを実際の走行で感じました。
僅かな差ではありますが、私はこの差は大きいと考えます。ランニング、そしてマラソンや長距離を走るには体重が軽いほうが速く走れると言われます。体重に関しては個々人の体格の問題もあるため今回は割愛しませんが、自分の体重以外の物で重くなる事はできれば避けたいというのが私の考えです。実業団の選手などは時計ですら重くなるからと、時計をつけないで走る選手もいるほどです。私も大会に出る時は時計はペース管理するために使用しますが、スマホは持って走りません。普段走るときはスマホは持ってますが。
長くなりましたが、WORKMANの厚底シューズ、有りか無しかで言えば有です。しかもコストパフォーマンス大!!私的にはまだレース本番での使用は考えられませんが、練習では十分使用できるレベルです。これからもっとブラッシュアップしていって欲しいですね。